B5判/2色刷/166頁
髙野牧子 編著
岩間里香、打越みゆき、大津展子、小田切香織、小田ひとみ、粕谷礼乃、瀬川真寿美、高橋うらら、多胡綾花、田中 葵 著
内容見本：PDF（3,460KB）
「身体表現あそび」で最も大切なのは、子ども一人ひとりの表現を引き出し、表現する楽しさを共有しながら育んでいくことである。そのためには、「ひとつの表現あそび」から、さまざまなアプローチを臨機応変に展開していける能力が重要となる。 本書は、応用の基礎となる理論を学び、その学びを実践力に変換させ、さらに具体的な展開事例を通して応用力を伸ばせるよう構成している。また、写真やイラストでイメージをもって学べるだけでなく、実践編では、「リズム素材」を使った「振りつけ事例」や、親子支援の場などでも使える「表現あそび展開事例」、応用へのヒントなども掲載し、身体表現あそびに不慣れな人でも展開でき、工夫できる示唆を満載している。活き活きとした身体表現活動を展開する力の育成を目的とした導入的テキストであり、実践に使える展開事例を学びながら、応用のきく、「身体表現あそび」の指導力を学べる一冊。是非、子どもたちと楽しく身体をつかって表現を楽しんでいこう。
■目次■
１．理論編
第１章 ようこそ！ 素晴らしい身体表現の世界へ
第２章 身体表現によるコミュニケーション
第３章 発達過程からみる乳幼児の身体表現
第４章 身体表現活動のねらいと内容
２．演習編
第１章 キーワード：身体
第２章 キーワード：アクション
第３章 キーワード：時間性・力性
第４章 キーワード：空間性
第５章 キーワード：関係性
３．実践編
第１章 指導の組み立て方
第２章 導入に使いたい手遊び・絵本・身近な物
第３章 心と体をほぐそう
第４章 弾んで踊ろう ～リズムダンス振り付け素材と作品集～
第５章 表現しよう！
付録：体操「ぼくのからだのふしぎ（作詞・作曲・振り付け：矢沢芙美）
