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> もの忘れ外来《第二版》 認知症専門医が教える予防と対策のコツ


ISBNISBN978-4-8103-7788-0
商品名もの忘れ外来《第二版》 認知症専門医が教える予防と対策のコツ
販売価格(税込)1,100円
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商品説明

B6変型判 1色刷 160頁
著者:眞鍋 雄太

認知症専門医が教える 気になる「もの忘れ」対処法

「最近、何だかもの忘れが激しいなあ…… 」と感じることはありませんか? ご近所の方の名前がスラスラと出てきますか? 「あれ」「それ」を頻発していませんか? それはもしかすると、認知症のサインかもしれません。
本書は認知症専門医によって、「もの忘れ」の症状に今どう対処すれば良いのかが具体的に書かれています。 “思い出せない不安”をサポートする、分かりやすい案内書です。
初版の『もの忘れ外来』は2014年の発刊以来ロングセラーとして好評をいただいており、この度、内容を最新情報に改訂し、新たな知見も盛り込み、「第二版」として発刊いたしました。

思い出せない不安が深刻になる前に知っておきたいこと

筆者の経験によれば、もの忘れ症状があって来院する方の約6割が認知症だったといいます。
「きっと年齢のせいだろう」という思い込み、「これくらいのことで病院に連れて行くのもなんだか気が引ける」といった迷いが、結果的に認知症の発見を遅らせてしまうのです。
本書では、もの忘れの度合いに応じた具体的な行動案内や、実際に認知症になった場合の治療内容や費用も記されています。当人のみならず、ご家族の方の案内書としても役立つ内容になっています。

認知症を予防する生活習慣や食べ物を紹介

本書では、認知症の予防に効果があるといわれる生活習慣やサプリメント・健康食品などを含む食べ物、運動などを紹介しています。
特にサプリメント・健康食品については、厚生労働省より信頼できる情報源として紹介されている「ナチュラルメディシン・データベース」の情報を元に素材・成分を紹介しています。

記憶力テストで自分の状態を知る

本書の巻末には、10の質問に答える「自己記入式記憶テスト」を掲載しています。健康なのか、軽度認知障害なのか、アルツハイマー病の疑いがあるかの目安として活用できます(ただし、正しい診断のためには、医師による検査を受けてください)。

著者プロフィール

平成13年、藤田医科大学医学部卒業。レビー小体型認知症発見者・小阪憲司横浜市立大学名誉教授の指導の下、平成19年、藤田医科大学大学院内科系医学研究博士課程を卒業。藤田医科大学病院総合診療内科講師、順天堂江東高齢者医療センターPET‐CT認知症研究センター准教授、横浜新都市脳神経外科病院内科・認知症診断センター部長を経て、平成30年4月より現職。レビー小体病を中心とした神経変性疾患、認知症性疾患、総合診療(内科)を専門分野とし、雑誌やテレビなどのメディアや講演会活動を通じ認知症性疾患の啓発活動を行っている。モットーは、“正確な診断と根拠に基づいた医療”。
医学博士、日本認知症学会専門医/指導医、日本神経病理学会、日本内科学会、日本旅行医学会、レビー小体型認知症サポートネットワーク東京顧問。

目次

第1章 たかが“もの忘れ”とあなどってはいけない
―― ただのもの忘れと認知症の見分け方
第2章 その“もの忘れ”にどう対処するか
――レベル別具体的行動案内
第3章 知っておきたい認知症の検査と治療内容
――問診や認知機能検査の実際
第4章 診療費の負担を軽くするコツ
――公的扶助と入所施設の話
第5章 認知症患者が伝えたいこと 家族にできること
――最期まで人間らしく生きるために
第6章 認知症にならないために今できること
――認知症を予防する生活習慣
第7章 認知症ってどんな病気?
――まずは知っておくことで、大半の不安は消える
参考資料:自己記入式記憶テスト