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保育者論,保育の計画と評価 > 保育カリキュラム総論―実践に連動した計画・評価のあり方、進め方―


ISBNISBN978-4-8103-1414-4
商品名保育カリキュラム総論―実践に連動した計画・評価のあり方、進め方―
販売価格(税込)1,980円
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商品説明
A5判/2色刷/300頁

師岡 章 著

保育者は「子どもたちの健やかな発達を適切にサポートし、心身ともに健やかに育成していきたい」と願うだろう。その願いを実現するには、日々の保育をどのように進めれば良いのだろうか。充実した保育を実践するには、発達段階や状況をふまえた「計画」が重要である。「計画」というと「子どもたちを枠にはめる」と考えがちだが、そうではない。計画はあくまで「見通し」であり、その計画をもとに臨機応変な保育展開を行うことが大切であり、大前提となる。それでも「計画を立てる」ことが重要なのは、その行為によって、各子どもの発育・発達を適切にサポートし、促していくという意識と見通しをもって保育に臨むことが可能となるからなのである。また、「評価」も、その実践を振り返り、次の改善につなげるべく考えるための材料を得る大切な作業である。「評価」は一般的に「成績」のイメージが強く、乳幼児に評価をつける行為に抵抗感を持つ者も少なくないだろう。しかしながら、この評価は「子ども」を評価するのではなく、「実践がどうであったか」を評価し、改善の手がかりを得るための作業といえる。有効性の高い計画(見通し)はどのように立てれば良いのか、また、保育実践を改善するための評価の在り方はどうしていけば良いのか等、世界・日本の両方の保育変遷などを参考にしつつ、じっくり考え、学べる一冊。

■目次■
第1章 保育現場の現状から見る計画,評価の課題
第2章 ナショナル・カリキュラムの変遷とコンセプト
第3章 保育におけるカリキュラム観の再構築
第4章 基本計画(マスタープラン)のデザイン
第5章 保育カリキュラムの実際
第6章 実践の構想のもち方
第7章 カリキュラム評価のあり方
第8章  子ども理解と「幼稚園幼児指導要録」「保育所児童保育要録」「認定こども園こども要録」
コラム:カリキュラム研究の動向(1)〜(8)