商品詳細
公衆栄養学 > 現場で役立つ公衆栄養学実習 第二版


ISBNISBN978-4-8103-1522-6
商品名現場で役立つ公衆栄養学実習 第二版
販売価格(税込)1,980円
送料送料別

数量



商品説明

学内編:A4判 2色刷 80頁
学外編:B5判 2色刷 44頁

ご採用の先生には掲載図表と入力用演習データを収録した「ティーチャーズサポートCD」を提供

演習用Excelデータのサンプルはこちら(28.8KB)

橋本加代・伊藤裕美・福田典子・嶋津裕子
木林悦子・中出麻紀子・林 宏一・郡 俊之
竹市仁美・千歳万里 著

内容見本:PDF(2,540KB)

栄養アセスメントから事業の企画・評価まで、実際の公衆栄養活動の手順に沿って学習と演習・実習を進めることにより,着実な実践力を養成する。第二版は,より現在の公衆栄養活動の実態に即した内容とし,章立ても全面的に改め,臨地実習が円滑に進められるよう随所に工夫を施している。講義用の「学内編(A4版)」,臨地実習先等で用いる「学外編(別添えB5版小冊子)」からなり,学外編は実習先に提出できる記入欄を豊富に掲載。また学内編,学外編ともに,図表のpptデータのほか,演習・実習で活用するためのExcelファイル収録のサポートデータを提供する。

■目次■

■学内編■

第1章 公衆栄養学実習の目的と公衆栄養活動

  1. 公衆栄養学実習の目的
  2. 公衆栄養活動の基本的考え方
  3. 公衆栄養マネジメントのプロセス(マネジメントサイクル)
    1. アセスメントの目的と重要性
    2. 計画(Plan)
    3. 実施(Do)
    4. 評価(Check),改善(Act)

第2章 地域における公衆栄養アセスメント

  1. アセスメント(地域診断)
  2. 既存資料の活用と留意点
    1. 既存資料を対象集団の特性とする場合の留意点
    2. 既存資料を比較対象に,対象集団の特性を明らかにする際の留意点
      【演習・実習2−1】地域の公衆衛生・公衆栄養に関する情報収集
  3. 食事調査の種類と方法
    1. 食事調査の実施手順
    2. 食事調査の実施にあたっての調査対象者への説明
    3. 食事調査の実施
      【演習・実習2−2】食事記録調査用紙の説明
      【演習・実習2−3】食事調査結果の記録(案分法)
      【演習・実習2−4】24時間食事思い出し法による調査と評価
    4. 食事調査による評価
  4. アンケート調査による情報収集
    1. 質問票の作成
      【演習・実習2−5】調査票を読み解く
      【演習・実習2−6】調査票の作成
    2. 倫理委員会に提出する申請書の作成
  5. 収集した情報の処理と分析
    1. 統計処理の前に考慮が必要な事項
    2. 度数分布と基本統計量
    3. 統計学的仮説検定
    4. 集団の食事改善を目的とした食事摂取基準の活用
      【演習・実習2−7】カルシウム摂取不足者の割合の推定
      【演習・実習2−8】総エネルギー調整栄養素摂取量の補正方法
  6. プリシード・プロシードモデルを用いた課題抽出
    1. プリシード・プロシードモデルの概要
    2. アセスメントの手順
      【演習・実習2−9】プリシードを用いたアセスメント

第3章 公衆栄養プログラムの計画・実施・評価

  1. 健康・栄養課題の抽出と優先順位づけ
    1. 課題の整理
      【演習・実習3−1】マトリックスを用いた優先課題の選定
    2. 「課題」から「目標(目指す姿)」への書き換え
      【演習・実習3−2】プリシード・プロシードモデルの図を活用した目標への書き換え
  2. 公衆栄養プログラムの目標設定
    1. 目標設定の視点
    2. 目標値の設定と配慮すべき点
      【演習・実習3−3】目標値の設定
  3. 公衆栄養活動の企画・立案
    1. 計画の策定
    2. 事業計画書の作成
      【演習・実習3ー4】事業計画書の作成
    3. 実施する事業の優先順位づけ
      【演習・実習3−5】事業の優先順位づけ
  4. 公衆栄養活動計画の実施
  5. 公衆栄養活動計画の評価
  6. より効果のある次期計画に向けて
    【演習・実習3ー6】事業実施報告書

第4章 公衆栄養プログラムの実践例

  1. 関係機関や地域住民と連携した食育事業
  2. 母子保健事業
  3. 生活習慣病予防対策
  4. 高齢者の健康づくり対策
  5. 災害時栄養対策と活動
  6. 食環境整備
  7. 地区組織育成支援

■学外編■

第1章 臨地実習の目的と目標

  1. 公衆栄養学臨地実習の目的
  2. 公衆栄養学臨地実習の目標

第2章 公衆栄養学臨地実習の考え方

第3章 保健所および保健センター設置の根拠と業務

  1. 保健所
  2. 市町村保健センター

第4章 実習の準備と心構え

  1. 実習前に行うこと
    • 様式4−1 誓約書
    • 様式4−2 臨地実習連絡票(公衆栄養学)
  2. 実習中の態度
  3. 実習中の注意
  4. 臨地実習終了後の注意

第5章 実習記録

  1. 臨地実習施設の概要
  2. 実習生名簿
  3. 携行品そのほか
  4. 実習施設における事前指導の記録(実習開始前の訪問時)
  5. 実習日程と内容
  6. 公衆栄養学実習 事業計画および評価表(実習施設からの課題)
  7. 公衆栄養学実習 事業計画および評価表(各自の課題)
  8. 実習記録(公衆栄養学)
  9. プレゼンテーションの実施
  10. 実習先での反省会および報告会実施
  11. 実習の取り組みに対する自己評価(実習終了後記入)
  12. 公衆栄養学臨地実習─1週間を振り返って