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> 家族の介護で今できること。


ISBNISBN978-4-8103-7787-3
商品名家族の介護で今できること。
販売価格(税込)990円
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B6変型判 2色刷 160頁
阿久津美栄子 著

介護離職せずに「今」を乗り切るための具体的行動案内

本書は、著者自身の介護経験をもとに執筆された、家族を介護する方々のための《初動案内書》です。主に以下のような方のために書かれています。

  1. 家族が突然倒れて入院中で、今後は介護の必要がある。
  2. 家族に認知症の兆候があり、早晩、介護が始まりそうだ。
  3. いずれ家族を介護することになりそうなので、今のうちから情報を集めておきたい。

中でも、1.の「混乱期」にある方の多くは、「何も分からないまま状況が進んでしまっている」「誰に何を相談すればよいか分からない」「この先どうなってしまうのか、見通しが立たない」といった不安を抱えていることと思います。

介護の全体像を把握し、必要なところから読み始められる

「混乱期」は、状況をなかなか受け入れられない時期であると同時に、これから始まろうとしている介護のための「大切な準備期間」です。本書は、巻頭の「入院の流れ」で介護の全体像をザックリと把握し、自分に必要なページから読み進められる構成になっています。先を見通せば、今できることが見えてきます。

豊富な図表と内容をまとめたポイントで、効率よく理解できる

本書は、混乱した状況の中でも効率よく理解できるよう、「読む」というより「見る」というスタンスで構成されています。「図表」等を豊富に使い、「POINT」では、具体的にどう行動すればよいかや、制度や施設のこと等を端的に示しています。さらに各項目には、著者の経験に基づいた「Advice」も付されています。

著者からの言葉〜介護期間は、残された家族との大切な時間

なぜ介護の準備をするのか――それは、「残された家族との時間を、できるだけ大切に幸福に過ごすため」です。ですから、まず情報と知識を入れ、自分の家族に当てはまることをひとつずつ試してみてください。「介護=辛い」という図式が払拭され、少しでも「大切な時間」に近づくことを願ってやみません。

著者プロフィール

NPO法人UPTREE代表。自身の介護経験を生かし、日本初の介護者の居場所事業である「ケアラーズカフェ」を立ち上げる。また、介護者のための「介護者手帳」を製作。地域密着型の介護者支援に取り組んでいる。著書に『ある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブック』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

目次

はじめに 介護初心者の皆さんへ
入院からの流れを確認しましょう
第1章 家族が倒れた!さてどうする?
第2章 介護が始まる前にやっておきたいこと
第3章 在宅で介護する人が知っておきたいこと
第4章 ホームに入るときが来た
第5章 「介護疲れ」にならないために
第6章 介護にまつわる「お金」の話
おわりに 介護の現実と課題をふまえて