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> 保育内容総論 −生活・遊び・活動を通して育ちあう保育を創る−


ISBNISBN978-4-8103-1477-9
商品名保育内容総論 −生活・遊び・活動を通して育ちあう保育を創る−
販売価格(税込)2,200円
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商品説明

5判変型 2色刷 190頁
太田光洋 編著
朝木徹・野中千都・相浦雅子・垂見直樹・前田有秀・東義也・清水桂子 著

内容見本:PDF(2,020KB)

保育の基礎理論を網羅し、「遊び」の活動事例を多数掲載

  • 乳幼児の生活を「遊び」「生活」「活動」の観点からとらえ、保育の総合的理解を深める一書。
  • 「10の姿」「小学校との連続」など新3法令のポイントと保育内容の基礎理論を網羅しています。
  • 発達に応じた多様な遊びや活動例と、子ども理解を深め、示唆に富む事例を多数掲載。

乳幼児の生活を「遊び」「生活」「活動」という観点から捉え、保育内容の相互関連性を含めた、乳幼児期にふさわしい生活とその指導、援助のあり方を理解しようとする一書。それは新保育指針などにうたう「10 の姿」にも、的確につながるものである。また、年齢に応じた具体的な遊びを通しての指導によって育つ力が、学童期の学びとどのようにつながるのか、その接続のあり方や、求められる力を育てるプロセスについても理解を深められる内容となっている。保育内容の総合的理解という根本的観点に立ち、保育内容総論自体の位置づけや、それを学ぶ意義が学べる。

目次

第1章
保育の基本と保育内容の総合的理解
第2章
保育の基本と保育のあり方
第3章
幼稚園,保育所,幼保連携型認定こども園の保育内容
第4章
保育内容の基本構造
第5章
学びの連続性
第6章
子ども理解と保育
第7章
子どもにとって遊びとは何か
第8章
総合的指導としての保育
第9章
保育の計画と記録
第10章
子どもの姿を読み取る(事例研究)
第11章
乳児期の子どもの遊び,活動と教材研究
第12章
幼児前期(1〜3歳未満児)の子どもの遊び,活動と教材研究
第13章
幼児後期の子どもの遊びと生活
第14章
模擬保育

幼児期前期と後期の発達を促す遊びを、玩具・教材の実例とともに多数掲載

〈幼児前期〉

  • 生活技能を修得する遊び
    ひも通し/ボタンつなぎ
  • 指先や認識を育む遊び
    型落とし/ひっつき虫/布製魚釣り/ブロック
  • 見立て行為を楽しむ遊び
    段ボールで作った流し台と調理台
  • 音や動き、感覚を楽しむ遊び
    クーゲルバーン/水遊び/泥あそび

〈幼児後期〉

  • ごっこ遊び/ブロック、パズル、製作あそび、なわとび、けん玉/絵本、物語、劇遊び/なぞなぞ、言葉遊び、手作りカルタ/鬼ごっこ、運動遊び/水遊び
    その他多数

編著者より

「保育内容総論」の基本的事項の網羅に加え、本書は2つの特徴を備えている。@乳幼児の生活を「遊び」「生活」「活動」とその相互性の観点から,総合的な保育のあり方を探っている点。A乳幼児理解と保育のあり方を結びつけ,乳幼児期の子どもにふさわしい具体的な遊びや活動,クラス運営によって子どもが育つ保育をどう創っていくかを理解し,具体的な遊びや活動についても演習を通して主体的に学び,理解を深められる内容である点である。本書が豊かな保育内容を創造する一助になることを願っている。(まえがきより) 【太田光洋・長野県立大学教授】

イラストや写真、図表を多用して、実践に役立つ知識の習得が行えます。

Point@

年齢ごとの発達に応じた遊びと活動の組み立てについて、本書では、そのアイデア作りから指導計画作成に至る工程を、具体的な活動例について豊富なイラストや写真で紹介しながら解説しています。

PointA

子ども理解に向けて主体的な考察を促す課題「Let'sかんがえてみよう」を事例とともに随所に配置するほか、第10章では保育者としての基礎にある「子どもの姿を読み取る」という視点から事例研究6つを掲載しています。