四六判／2色刷／1,200頁

櫻井芳人　監修
荒井綜一・倉田忠男・田島 眞　編

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本事典の歴史は古く、初版の刊行は1959（昭和34）年に遡る。その刊行趣旨は、「食べもの」について、栄養、し好、食品加工、調理などから多面的に記述することで、食生活をいっそう豊かなものにしよう、というものであった。「食べもの」の種類や調理の仕方、そして食べ方は、国内のさまざまな地域で、また、国によっても大きく異なる。ましてや、「食べもの」の多くを海外からの輸入に依存している日本における「食べもの」をめぐる事情は、多種多様である。本事典はこのように多様化する「食べもの」を取り巻く状況をも俯瞰できる、文字通り『総合食品事典』として産声をあげた。

■特　徴■
　 ・現在収載されている4,085項目のなかから、実状にそぐわないものなどを整理し、また、あらたに200を超える項目を書き加えた。
・全体を2色刷りとして見やすくするとともに、重要な用語は“色文字”とした。キーワードが一目瞭然で、学習効果の向上を図ることができる。
・用語については、現在一般的に使用されている表現に改める一方、「食べもの」の歴史や、地域性に関わる用語については極力温存した。